【誕生物語6】山林王の系列会社と手を組んだ!

誕生物語6

社会情勢も経済情勢も次第と不安定になっていっているのに、会社の利益を全て私利私欲のために不動産につぎ込んでいたので、会社への蓄えは殆どありませんでした。

次第に工事高が思わしくなくなってきた頃、誰に相談したのか、取締役である私には一切の相談も無く、西日本唯一の山林王である系列会社と手を組むことになったのです。

中国地方でも最大の山林王と言われる系列会社と手を組んだオーナー。オーナーには建築の知識はありませんが、バックグラウンドに巨大な組織が控えたことで、言動がずいぶんと大きなモノになっていました。

 
ある日、「矢田君!素晴らしい武器(商品)を見つけたよ!」と意気揚々と報告してきました。それは、特許を取った基礎の工法でした。「キミはこの工法をどう思う??」とオーナーが聞いてきます。

私は、「社長!申し訳ありませんが、この工法ではギモンが残ります。私は賛成しかねます!」ときっぱり言ってのけたが、建築の知識がないオーナーは、私が言っている意味を理解できなかったようでした。

「大手のDハウスやSハウスまでが採用すると言っている!彼らが建てる中国地方の物件は全て採用されるようだ!」と、その工法の良い面ばかりを強調してきます。そして、中国地方におけるその工法の地域販売権利を当社で取得すると意気揚々です。

社長は、完全に浮き足立っていました。バックグラウンドのチカラを借りて、ロイヤリティーなど掛る費用のこともお構いなしです。莫大な利益が転がり込む事になると皮算用しています。

そして、私が反対したことはスルーされ、設備投資を行い、人材の募集も始まり、従業員は事務所に入りきらないほどになってきました。パソコンも一人一台、全て新しくなり、新しいネットワークも構築されました。 

「社長!私たちはリフォーム会社です。大手ハウスメーカーの工事より、地域のお客様を大切にすることが使命です!」と、事あるごとに社長に直談判していました。

社長は、「キミはこの工法が気に入らないのか?」と、冷たく言い放ち、自社がリフォーム業であることを忘れているようでした。

 
ある日社長が、「矢田君、現場が多忙になりそうなのでKを採用しようと思うが・・・」と相談してきました。「Kだけはやめた方が無難ですよ!」と返事すると、「なんでやねん?」と社長。

「Kの経歴を辿ると・・・すべて倒産している企業ばかりで縁起が悪いです!何よりも、木造住宅の知識がないです!」「Kを採用すると疫病神になりますよ!」とまで申し上げた。

私より年上のKのやり方は、下請け泣かせで評判だったのです。そして、ついてくる業者もいないのを知っていました。キックバックと称して、下請け業者の契約金からリベートを取っていることは業界内で知れ渡っていたのです。そんなことが分かっていたので反対したのです。(過去、私が資材店に在職していたときも要求されたのです。)

しかし、社長は、私の意見には耳を傾けることもなく、親しくしている人の紹介だからと断り切れずに採用してしまったのです。

このコラムは、2010年に代表 矢田がブログにて掲載していたものを、新たに編集して連載しています。

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