2×4(ツーバイフォー)のリフォームは?

「2×4(ツーバイフォー)の築20年の建物をリフォームしたい」とお問い合わせがありました。2×4は地震に強く、火災にもとても強い建物だと言われ、山陰地方でもずいぶんと建てられました。それを建てた建築業者は殆ど残っていません。(事業をやめたり、倒産したり・・・)

私の個人的な意見ですが、山陰地方では湿気の問題で2×4の住宅はあまり感心しません。地震や火災を強くするために壁の中が密閉状態になっているのです。山陰地方では湿気が多く、壁の中に湿気がたまるとカビが生えたり、壁の中から湿気で腐れて来ることがあります。

下↓の写真は塗装前。

塗装後2年もしないうちにカビだらけ。。

壁の中のグラスウール断熱材が湿気を含み、壁の中央付近から床面にかけて含んだ湿気でずり落ちているのでは?と考えられます。(湿気を含むと密閉された壁内から湿気が出ることができません)

2×4の材木はその殆どが北米からの輸入材なので、山陰地方の環境にあまりなじまないと思われます。その木材は湿気を含むと日本材よりは簡単に腐れるようです。

普段見ることの出来ない壁の中で起きている事件。下の写真はクロスにシミが出来て一部をはぐったところ。

下の右写真は拡大写真です。水漏れで木材が炭化してポロポロと、木材の役目を果たしていません。
壁の中

気がついたら手遅れ!にならないよう注意したいモノ。湿気を発生させるファンヒーターなども出来るだけ使用しない環境を持ちたいものです。。

じゃあ、今住んでいる人たちはどうしたら??
くれぐれも・・・2×4の住宅は、湿気を出さないよう心がけましょう!!建物を長持ちさせるには毎日の除湿が必要だと思います。

2×4の住宅は、基本的には輸入した木材で、合板とボード、金物が主な素材です。輸入の木材は、日本の・・特に山陰地方の湿気が多い気候風土にはなじまないことが多いようです。合板は接着剤が湿気で接着力が薄まり、剥がれることが気になります。金物は結露をするので、周囲の木材が湿気を含み腐れの原因となります。

集成材も接着剤でつなぎ合わせているため、剥がれが心配です。現在の建物はコンクリートで基礎をするように法律で決められていますが、コンクリートは50年を境に劣化していきます。

2×4の住宅を非難する気持ちは全くありませんが、湿気を防ぐ方法を考えなければいけないと思います。2×4住宅のふるさと「北米」は日本よりはるかに湿気が少ない国だと思います。(行ったことがないので・・)

日本の・・特に山陰地方の風土にはやはり伝統的な構法が一番です。奈良の法隆寺は1000年以上も経っているのに現存しています。何百年も経過している神社仏閣も、民家であっても石の上に乗せてあるだけなのです。基礎がないので風通しが良く、腐れの原因が少ないのです。

この内容は、メーカや工事業者を指摘するためのものではありません。リフォームの失敗をされないように、お客様の知識を高めて頂くための情報です。

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