人造大理石のキッチンについて

近年「人造大理石」をカウンター(天板)に使用したキッチンがたくさん出回っていますよね。
人造大理石には、ポリエステル系とアクリル系の樹脂で固めた、とても表現は悪いのですが・・・プラスチックの堅い素材と考えてもらえば。。

画像は、ウィキペディアよりお借りしました。

画像は、ウィキペディアよりお借りしました。

10年、20年と経過した人大は、使う人のお手入れによって大変な差が出てきます。

リフォームを専門にしている私どもでは、10年以上も前に設置されたキッチンのメンテナンスに伺うことがよくあります。

傾向として・・・
・ビール瓶などのキャップ(王冠)や、何故かヘアピンなどの金属による「もらいサビ」がある。
・梅干しなどの赤色系統のシミがある。
・たくあんなどの黄色系統のシミがある。
・ぬめりがある。
・シンクのステンレスと人大の継ぎ目のカビや汚れがある。
・直接鍋をおいた焼け跡がある。
・コンロ周りの煮こぼれなどの焦がれがある。
等々、いづれもお手入れが十分に行き届かない場合に、多く見受けられます。

人造大理石は、各社とも厚みが違うので何ともいえませんが、ペーパーやすりなどで表面を削ることもできるので、美しさを蘇らせることは可能ですが・・・。(ナイロンたわし等でも可能とメーカーは言います。)厚みを薄くするので、度々行うとその部分だけが窪んだ状態になり水が溜まることにもなりかねません。

『どちらにしようか・・・?』
と、キッチンを選ばれる場合に悩まれます。

「奥様?お掃除好きですか??」
『・・・ん~、あまり好きでは・・・』
と言われるような方は、ステンレスのカウンターがお薦めです。

 
では、メーカーはどうして人造大理石を薦めるのでしょうか??
メーカーのショールームでは、人造大理石が当たり前のように陳列してあります。

「とてもきれいですよ!」「お手入れ簡単ですよ!」などと、ショールームレディーは薦めます。業者の私の本音は、【ホントは定価がUPできるからだろ!】です。(笑)

シンク(水槽部分)も人造大理石で作った『継ぎ目のない』のが売りとなっています。
「とても堅い素材ですからキズが付きにくく・・・」「柔らかい感じでいいでしょ!」
と、薦められたら・・・『ホントだね!』って気分にもなりますよね。

 
でもでも、よく考えてください!!!!ご自宅のシンクは、たぶん90%以上の方がステンレス製だと思います。かなりキズがついているでしょう。ステンレスでも傷が付く位、シンクの中では、鍋・食器・包丁・タワシ等々。ありとあらゆる素材が入り交じって出入りしているでしょう!

先述の通り、人造大理石は、表現はとても悪いのですが・・・プラスチックの堅いものです。キズが付かないわけがありません!キッチンは床の間と違います、毎日過酷な状態で使います。お風呂の洗面器の裏側みたいにまではならないと思いますが、毎日過酷な状態で使うことには間違いありません。

ステンレスは、確かに微少な傷が付いて曇ってきます。しかし、タワシでゴシゴシやっても心配ありませんね!こびりついた汚れは、ステンレスにはステンレスで対処できます。くるくるカールしたステンレスタワシがありますよね!あれなら、キズも付かず殆どの汚れは落としています(我が家では・・)

 
どうでしょうか??人造大理石の見方が少し変わってきましたか??リフォーム現場に行ってみた経験がないと分かりませんね!こんな事を書いたら、メーカーさんからイエローカードを出されるかも知れません。(笑)

が、やっぱりお金を払い長く使うのはお客様ですので、経年劣化の状況を知った上で、選んで頂きたいというのが施工をさせて頂く業者としての願いです。

この内容は、メーカや工事業者を指摘するためのものではありません。リフォームの失敗をされないように、お客様の知識を高めて頂くための情報です。

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