と相談がありました。
縁側に畳を敷くと日焼けで畳表の傷みが早いですよ!
50年ほど前に建てられた時の縁側板は桧。汚れとギシギシする音、目地から入るすきま風が悩みの種でした。
普通の床板は12mmから15mmです。2倍以上もある桐の無垢板のフローリングを貼りました。周囲の雰囲気に合わせ化学物質の入らない自然塗料で畳と段差無く仕上げました。
桐は虫を寄せ付けなかったり、湿気にも強く防火性にも優れており、断熱性能も素晴らしく、何よりも他の木材より肌触りがとてもいいのですが、キズに弱いのが欠点です。
しかし、ホンモノですから木目模様が消えることなどありません。数百年も前から桐箪笥として使われていましたね。