”ふうすい”と”風水”の巻

投稿日:2009/02/13 更新日:

米子市内のN様のお宅から
「膝が悪くなったので腰掛け便器にしたいのですが・・」
早速行ってみると、列車に使用してあるような、段差のついた兼用便器でした。

「リフォームするとどれくらいかかります?」
「えーと、便器が20万円、段差を無くす改装費が数万円・・」

「もっと安く出来ませんか?ここ、借家なんです」
「じゃあ、既存の便器にかぶせるカタチのものがあるんですが。それでしたら10万円もあれば、おしりを洗う機能もついていますし・・」
「じゃあそれにして下さい」

数日後、商品が届いたので早速取り付けました。所要時間およそ2時間。
N様 「こんなに簡単につくのですか?もっと早く頼めば良かった!」
と、とても感謝されて気持ちよく帰りました。

翌日、N様からお怒りの電話。
「お宅に取り替えてもらったら、便所が臭くて使えないわ!」

早速飛んで行ってみると。
「どーゆーこと!いい加減な工事してるんじゃないの!」

床面がタイルで仕上げてあるトイレには、排水口があります。
「奥様、”ふうすい”が切れてます。だから臭うんです。」

「あなたのところは風水のリフォームやってるんでしょ!」
「風水は、時間がたてば切れるなんて聞いたことがないわ!」
怒りが頂点に達するようなお小言・・・

「あのー”風水”じゃなくて、封水なんです・・・。」

床の排水口は、水洗いしたとき流すためにあります。下水のニオイが上がらないように、わずかに水を貯めて防ぐ「トラップ」と呼ぶ排水金具なのです。

「そう言えば、最近掃除機ばかりで、水を流して掃除していなかったわ」

そうなんです。ときどきコップ1杯程度は水を入れておかないと、水分が乾燥して、配管から下水のニオイが上がってくるのです。
その後、お怒りの電話は全くありません。めでたしめでたし!

PickUp!

1

近年訪問販売などで床下換気扇の販売が多いようですが、正直言って、床下換気扇に効果はありません。当社が遭遇した床下換気扇で問題が発生した事例をご紹介します。効果のない商品に高いお金を出すようなことがないように、賢い消費者になりましょう。

2

最近は、ほとんどの住宅で、床下に防湿シートを敷き、その上に防湿コンクリートを施工するのが当たり前になっています。実は、それはとても危険な行為 ...

3

太陽光パネルにはたくさんの種類があります。 どの種類のパネルを搭載するかで発電効率がずいぶん違ってきます。 パネルの種類を決めたら、次はどれ ...

4

「トイレの水が止まりません!」と緊急電話が入りました。ランチもそこそこに駆けつけます! 現場は、手洗い付きの洋式便器。手洗いのところに「置く ...

5

住宅リフォーム、太陽光発電、古民家再生を承っています

-現場で出くわした話

Copyright© (有)ナイスさんいん , 2002-2018 All Rights Reserved.