IHクッキングヒーターとガスの比較の前に・・・
とうとう出てしまいました!IH(電磁誘導加熱器)の事故です!
2003年1月25日付けの新聞で公表されました。
ペースメーカーを装着している人が、IHの発する電磁波で”事故”が起こったのです。
日本に於いても平成5年の通産省(電磁界影響調査検討会)および環境庁(電磁界暴露の健康影響に関する調査研究会)の報告書では、電磁波の人体への影響の有無については科学的にも疫学的にも結論づけることはできないと報告されています。
このように家電メーカーは自負していました。 ところが・・・事故は発生したのです。 慌てた厚生労働省は1月24日までに、各都道府県に製品の自主点検を促しました。
この話題を集計していた矢先でした。どうしてもIHが納得のいかない私はデータを集めていました。
電力会社からの「電化住宅」のススメで住宅会社は「電化住宅」を推し進めています。あの大手ハウスメーカーも、です。大手が薦める「電化住宅」なら安心!とばかりに、地方の住宅業者はこぞってマネをしています。
何よりも、電力会社から建築業者にたくさんの、ワイロに似た「資金」が戴けるからなのでしょうか。電力会社は、電気の使用量が増えればそれだけでいいのです。一時的なイニシャルコストより年間通じた電気使用量がありがたいのです。
いっとき、ガス販売店が配管敷設やメーター類の無料化を促した時期がありました。それと同じです。
慢性化した電力不足に今では、とても不安定な「原子力発電」で、その電力を賄おうとしているのです。事故の絶えない不安定な「原子力発電」は、政府が推し進めていると言っても過言ではない・・・人類を脅かす、とても危険なエネルギー源なのです。
先進国では「原子力」は敬遠されています。もっと「自然」な水力、風力、太陽光などたくさん無尽蔵な資源はあるのです。
前書きが長くなりました、IHとガスの比較です。
IH機器 | ガス機器 | |
メリット | ・熱カロリーは最強(器が限定される) ・清掃管理が楽 ・排気ガスが少ない ・燃えないので火災が安心 |
・天然、プロパン、メタンなど資源は豊富 ・器に左右されない ・火力調整がラク ・ボンベがあればどこでも可能 ・火の勢いを見ながら調理できる |
デメリット | ・電磁波が危険 ・土鍋、アルミ鍋、ガラス鍋など・・・ 使用できないものが多い。 ・表面がガラスであるため破損に注意が必要。 ・熱を発生しないので冬場足下がとても寒い。 ・デジタル表示が老人に馴染まない。 ・専用回路が必要。 ・停電時には使用できない。(災害時には特に注意) ・電気代が高い。 ・とろ火料理が苦手。(逐一かき混ぜが必要) |
・夏場に暑い ・油汚れが付着しやすい ・掃除がしにくい |
ガスが、100%優秀ということではありません。