皆生温泉にある「OUランド」は、大小さまざまな温泉に入浴が出来、大変人気のあるスポットです。休日前になると、イモの子を洗うようなほど人気がある温泉ランドです。
その名前に酷似した訪販会社が米子にあります。(経営者は違うと思うが・・・)
先日、私どものお客様宅へ、その訪販会社の新人営業マンがやってきました。
「お客様の太陽熱温水器のワイヤがさび付いています」
「今サービス期間中で1本2,780円で取り替えます!」
なるほど・・・その程度でできるのか。お客様は納得して工事をお願いされました。
2日後、集金に来た新人営業マンは、「ボイラーの無料点検もしています」と。
「無料なら・・・」と、お客様は点検をお願いしました。新人と、先輩営業マンは懇切丁寧に点検方法を実際に動かしながら、そして掃除しながら教えたのです。
「構造など、詳しいことはテーブルでご説明致します。上がらせて戴いて構いませんか?」
先輩営業マンに言われ、台所のテーブルで話が始まりました。ボールペンで図解しながら温水器の構造、故障の原因などが詳しく説明され、「他の業者に頼まれたら10,000円はかかります・・当社なら取り替え部品も卸値で工事致します。」と。なんと素晴らしい事をやっている会社だ、我が社も見習わなければ・・と感じました。
当社のお客様が尋ねました。「で、ウチはどれくらい得をするんですか?」との質問に、待っていたかのように説明が始まりました。先輩営業マンの滑るような説明に、ただただ聞いているだけの新人営業マン。お客様は果たしてトクをするのか?
営業トークがはじまりました。
「富士火災と安田火災の水保険にご加入下さい」
「み?ミズホケン??」
「どこの水回りも浄水できる浄水器と」
「それに関わる水保険料が5年間で65万円です」
「ろ・ろくじゅうご万円?」
「そうです、その支払いが終わったら水回りの点検修理が」
「永久的に部品代だけでいつでも行います」
「部品が必要ない場合は無料です!」
(訪問販売法では、「永久的」と言う言葉を使ってはいけません)
さらに滑らかな話は続きます。
「通常ボイラーは10年で故障します」
「取り替えで30万円必要です」
「この契約をすると点検・修理で10年の寿命を15年に延ばします」
「メーカーと直取引なので新古のボイラーを」
「無料で取り替えメンテナンスしていきます」
「はぁ?新古?」
「さらにお客様へは、私の月間販売枠5台のうち」
「コ○ナの最新式ボイラーを無料で取付致します」
コ○ナと言えば給湯器では一流メーカーだが・・
「何か資料はありませんか?」
「今言われた詳しい仕組みの分かる資料は?」
と尋ねると、何もないと言う。
訪販は、一流メーカーと言いながら資料だけ見せて、パンフレットなど置いていかないのが特徴です。一流メーカーと直取引だと言いながらカタログもない?名刺をもらっても会社の名前だけで、担当者の名前がない!しゃべった先輩営業マンは名前も言わない!当然名札などつけていない!
「どうやって、誰に連絡をすればいいのだ!」
米子市にも不思議な会社があるものだ。OUランドに迷惑がかかるのではないだろうか?
山陰○ー○ーシステムと書かれた車は、なぜか「広島ナンバー」である。
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