昆虫のキャラでおなじみの訪問販売会社の作品?です。
キッチンの老朽化で台所のリフォームを始めました。解体をしてふと、隣室にある浴室の天井を覗くと・・・浴室換気扇から伸びるジャバラダクトが上の方に伸びて、鋭角に曲げ外部へと出してありました。
ダクトは鋭角に曲げると排気能力が半分以下になります。
浴室の換気扇は、主に湿気を排出する目的で設置されます。急な角度で折り曲げることで能力は半減(半減以下)し、上向きであるためジャバラ内部に残された湿気が換気扇をとおして、浴室内部に逆戻りします。もし、入浴剤などを使用されていた場合、入浴剤に含まれる硫黄分であるとか、さまざまな物質が含まれた水蒸気によって換気扇の老朽化を促進させる事も考えられます。
今年に入って、浴室暖房換気扇のリコールが多発しました。
リコールの原因は配線不良による火災の不安からです。逆流した水蒸気によって配線の一部から、出火!しなければいいのですが・・・。
最悪、漏電して浴室で感電死なんてことがないように気をつけたいものです。それにしても、短く切って施工すれば・・・きっと訪販会社は大サービスされたんでしょう!(笑)
お客様の安全を考慮し、やり直しをしておきました。