「キッチンが古くなったので取り替えたいのですが・・」とご相談を受けました。お伺いしてみて驚き!でした。整然としたキッチンは「毎日使っておられるのだろうか?」と思うほど綺麗に片付けられ、ピカピカの状態でした。

リフォーム前
思わず「これ、取り替えるんですか?」と聞いてしまって・・・これで築20年を経過しているとのこと。団塊の世代に近いH様は、「退職して年金暮らしになってから大きな資金を動かすのは不安で・・・」となるほど、言われること「ごもっとも」でした。
たまたま、ガスコンロの調子が悪く水栓金具にも水漏れがあって器具の取替えだけにしようか?と悩んでおられたのですが、嫁いだ二人の娘さん達からのアドバイスで思い切って取替えを決意されたのです。
好みのテーブルをず?っと前から捜しておられたのですが、やっと「出逢い」があって購入されたのもリフォームのきっかけでした。そんなH様のビフォー&アフターをご覧下さい。(撮影が悪くてゴメンナサイ)

リフォーム後
当初床や柱の色合に合わせ、チョコレート系の扉柄を選んでおられましたが、暗くなることと圧迫感が感じられたので白系統をお薦めしました。
「従来の色合いと変化がない」と言われていましたが、4m40cmの壁一面をキッチンとカップボード、家電収納でスキマなく納めることで大容量の収納と、豪華さを演出しました。
気になるキッチンの足下は、カウンター収納を設置することで、収納と配膳スペースを兼ね備えた一石二鳥のご提案。別に置かれていた水屋とサイドボードが不要になり、続きのリビングが広く使えるようになりました。

リフォーム後
リビングが広くなったこともあり、前々から寒色系のカーテンが気になっていたということで、カーテンも取り替えました。

カーテン取り替え前
柱や枠がアクセントになっているハウスメーカーの建物で、ブラウン系の色合いで寒色系が目立っていたので、同系統のブラウン系カーテンをお薦めしました。

カーテン取り替え後
ところで・・・
「もったいない」キッチンのカウンターの余生は・・・第二の人生?を歩むべく、あるところへお嫁入りを致します。嫁ぎ先は『流しの嫁入り』です。