築62年の古民家で太陽光発電を搭載しようと思ったら・・・

投稿日:2013/05/29 更新日:

戦後間もなく建てられた築62年の古民家で、太陽光発電のご契約を頂きました。
太陽光発電は屋根に設置しますので、まず屋根を整えなくてはなりません。しかし、築62年の古民家です。当時は、資材も充分では無かったものと思われます。歴史ある建物の屋根には、瓦の下に土が葺いてあることしばしば。想定はしていましたが、実際に屋根材をはいでみないと、わかりません。

赤色しているのは、雨が漏れていたために濡れているからです。土葺きは、断熱と調湿と防火にも役立ちますが、その分、費用もかさみます。

築62年の古民家の屋根

築62年の古民家の屋根

さらに、その下へは、防水と土の落下防止とを兼ね備えた「杉皮葺き」をなっていました。

杉皮葺き

杉皮葺き

載せてある土と、杉皮を撤去すると屋根が反っています・・・。Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

築62年古民家の屋根

築62年古民家の屋根

これは、社寺建築に多く用いられる構造で、「てり屋根」とか「そり屋根」とか呼ばれています。風格のある建物に、多く採用されています。

そり屋根 図解

そり屋根 図解

ある程度想定はしていたものの、ここまで反っているとは思わず・・・。しかし、このままでは太陽光発電を設置できないので、このてり屋根を真っ直ぐに修正します。太陽光パネルは、杉皮下地などもちろんのこと、合板下地で水平面に設置しないとパネル表面のガラスが割れることもあり危険です。剥いでみて始めて分かる腐れていた部分にも出くわします。

築62年古民家の屋根

築62年古民家の屋根
腐れていた部分

破風板と軒天裏板の取替を余儀なく・・・。見積前に、詳しくチェックしていなかったので、追加工事としては認められません。見積想定外でございます。(w_-; ウゥ・・

しかし、長く安全に太陽光発電システムを使って頂くためには、土台である屋根が重要ですので、顔は笑って心は泣いて(笑)、かっちりきっちりプロのお仕事をさせて頂きました!

元記事:代表 矢田のブログ「あい・らぶリフォーム」より

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